心地よいほろ酔いと危険な境目

アルコールの農道が第三期に達すると、麻酔は運動神経に及んで千鳥足になり、思わず電柱をかかえたりすることになります。舌はもつれて言語は不明瞭になり、眼の動きを支配する動眼神経も麻痺してものが二重にみえてきます。この時期には理性は全く麻痺し、ヒトは感情脳でもある旧皮質に支配され、やたらに怒ったり、泣いたりします。

さらに麻酔がすすんで第四期になると、すっかり足をとられて立っていられなくなって、道路に座りこんで眠ってしまいます。他人のことばの意味がまったく理解できず、みさかいもなく手を上げたり、肩で息をつき、気持ちが悪くなって吐いたりします。ほうっておくと、吐いたものを気管につまらせて窒息死する場合も多いので、気をつけなければいけません。

ついで、第五期になると昏睡状態におちいり、ついには呼吸中枢のある脳幹にまで麻酔が及んで死亡するのです。

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