軟性下疳

戦後は少なくなった性病で、男性の場合は亀頭部や包皮に症状があらわれてくる。感染すると痛みを伴う潰瘍ができるのが特徴である。

症状

感染後2~3日の潜伏期間を経て外陰部に丘疹ができ、しだいに丘疹の中央がうんでくると破れ、潰瘍になる。この潰瘍は痛みを伴い、経過するうちに大きくなって数も増える。とくに亀頭部の冠状溝や包皮に多くみられる。
症状があらわれて2~3週間後から鼠径部(太もものつけ根)にあるリンパ節がはれて大きくなり、痛みも強なり、これを有痛性横痃(おうげん)といい、しだいにリンパ節や周囲が化膿して、膿瘍ができる。

原因

性交による軟性下疳菌(デュクレイ菌)の感染で発病する。

診断と治療

潰瘍が独特なので診断しやすいが、分泌物の検査で軟性下府菌を発見し、診断する。患部の治療は抗生物質、とくにサルファ剤の服用が有効で、サルファ剤の軟膏を塗って治療する。
また、鼠径部は冷湿布をほどこし、化膿している場合は切開してうみを出す。内服薬はオーレオマイシン、スルファメチゾールを服用する。

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