外陰炎

大陰唇とその周辺に広く起こる炎症を外陰失という。いろいろな種類があり、炎症を伴わない病変が外陰部にあり二次的に炎症を起こすものや単純な炎症性疾患、外陰のみにみられる特殊な炎症性疾患などがある。
通常は膣炎を併発して起こることが多く、外陰性炎のかたちをとることが多い。
急性外陰炎と慢性外陰炎とがある。

症状

急性外陰炎の場合は、外陰が赤くはれ、痛みと湿りがある。炎症の起こる範囲はいろいろだが、場合によっては合除から大腿の内側まで広がることがある。
ただれたり、うむこともあるが、淋菌が原因の外陰炎は成人には珍しく、多くは幼児や小児にみられる。慢性外陰炎は、急性外陰炎が移行したものである。炎症の度合いがゆるやかでも、刺激が慢性的に加わることから、治りにくい。外陰の発汗作用が強い女性が発病すると、局所が乾燥しにくいため、湿疹ができることもある。

原因

ブドウ球菌や大腸菌、嫌気性菌などの細菌が原因。まれにカンジダ白癬菌でも起こるが、成熟期の外陰は抵抗力が強いため、一般の健康な皮膚に感汎米が起こることはない。
しかし、乱暴な性交、自慰、下着や月経帯などによる摩擦などの外的要因で皮膚に傷がつくと、そこから細菌が侵入して炎症を起こす。幼児、小児、老人など外陰皮膚の抵抗力の弱い場合は、膣炎と同時に外陰炎を起こすことが多い。

治療

一般に抗生物質、抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤などの軟膏を使用する。しかし、なかには、素人療法で、副腎皮質ホルモン軟膏を使用して、一時的には治癒したかのように見えても、反対に悪化させる場合がある。
副腎皮質ホルモン剤は、膣トリコモナスなどの原虫や細菌を増殖させる働きがあり、また強い副作用もある。

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