外陰ジストロフィー
外陰部の皮膚や粘膜が正常な色素を失って、部分的に白色や赤色を呈したり、かたくなったりする病変で、増殖性ジストロフィーと硬化性苔癖、そしてこの両方の病変がいっしょになった混合性ジストロフィーに分類される。 かつては外陰白斑...
外陰部の皮膚や粘膜が正常な色素を失って、部分的に白色や赤色を呈したり、かたくなったりする病変で、増殖性ジストロフィーと硬化性苔癖、そしてこの両方の病変がいっしょになった混合性ジストロフィーに分類される。 かつては外陰白斑...
単純ヘルペスウイルス(おもにⅠ型)の感染が原因で、外陰部に潰瘍やただれができる。多くはセックスパートナーの性器や口唇からの感染によって起こり、最近増える傾向にある。 症状 外陰部の潰瘍は左右対称であることが特徴で、水穂が...
外陰潰瘍を伴う疾患はいろいろ考えられるが、ベーチェット症候群のひとつの症状とみるのが最も一般的である。 アフタ性口内炎、強膜炎、ブドウ膜炎、虹彩炎、結節性紅斑などを併発して外陰部(大陰唇、小陰唇) のほか、膣粘膜にも潰瘍...
症状 精神的な興奮や、入浴などでからだが温まった場合などに陰部がかゆくなる病気の総称。場合によっては眠れないほどかゆいこともある。かゆい部分が赤くなることもあるが、何の変化もないこともある。かゆみが激しいと、そこをかいて...
バルトリン腺は、性的に興奮したときに粘液を分泌する膣の入り口にある分泌腺である。パルトリン腺炎は、パルトリン腺に大腸菌などの細菌が侵入して起こす炎症をいう。 この炎症が進行して、バルトリン腺の開口部が癒着し、うみがたまっ...
大陰唇とその周辺に広く起こる炎症を外陰失という。いろいろな種類があり、炎症を伴わない病変が外陰部にあり二次的に炎症を起こすものや単純な炎症性疾患、外陰のみにみられる特殊な炎症性疾患などがある。 通常は膣炎を併発して起こる...