高度の視力障害を起こす。視神経乳頭に炎症が起きる乳頭炎と、乳頭の後部に炎症が起きる球後視神経炎の2つの炎症がある。
症状
自覚症状としては、視力の低下、眼痛、中心が見えなかったり、周辺部が見えなくなるなどの視力障害が起き、色覚も異常をきたすようになる。
原因
歯や扁桃腺からの病巣感染、副鼻腔炎、梅毒、結核、視神経脊髄炎、多発性硬化症、ビタミンB1欠乏症などからの病巣感染のほかに、結核治療薬であるエタンブトールによる副作用が原因になることもある。
治療
原因となる病巣の治療のほかに、高単位ビタミン療法、副腎皮質ホルモン剤を用いた治療が行われる。