指先が荒れて皮膚が角質化し、亀裂ができたり指紋がなくなったりする。また爪の形が変わることもある。

症状

まず指先の乾燥から始まり、次いで亀裂があらわれ、次に指紋が消えて皮膚が角質化する。進行性指掌角化症で症状があらわれるのは、多くの場合、手のひら側に限られるが、指先ではときに手の甲側にも広がることがある。
夏の間は症状が軽く、冬になって空気が乾燥すると悪くなるのが特徴。

これと似た症状で手のかさつきやかゆみを伴うのが主婦湿疹で、水仕事で洗剤を使ったり、手先の仕事を長時間続けると悪化する。
原因として、洗剤やその他の化学物質の接触、機械的刺激、あるいはアレルギー反応が考えられるが、原因を特定できないことが多い。