気持ちを伝えれば罪悪感は半減する

正直に手紙を書いて、嘘偽りのない気持ちを伝えるだけでも後悔と罪悪感は半分以下に減って精神的にとても楽になります。

「受けとったほうにしてみれば、なにをいまさらと思うでしょう。だから、返事はないかもしれません。しかし伝えるだけでも気が楽になって、借金をしてまでギャンブルをしなくても済むようになるかもしれません」これはとても大きなハードルかもしれませんが、多くの人がこうした気持ちを伝えることでギャンブル依存症から脱出しています。

すっかり貧乏になって、朝からギャンブルに出かけるだけが楽しみという生活を送っているのが恥ずかしいから、自分から親しい人にコンタクトできないという人もいます。その背景には、どんな返事をされるのか、どういうふうに返されるかということに対する怯えがあります。

「感謝の気持ちが足りない自己中心的な行動の報いだ」とか「ざまあみろ」などと厳しい言葉で冷笑されるのはまっぴらどめんだし、逆に妙に同情されて哀れまれるのもそんたくつらいと思うようですが、それは相手の気持ちをきにしすぎなのです。

それが恥ずかしさを生み、手紙が書けないという人には「相手がどう考えようが、知ったことではありません」と思うようにします。

感謝の手紙は、自分の罪悪感や後悔を和らげるために相手を利用するだけの話。相手がどう思うかは、気にしなくていいのです。これは孤独な高齢者に限らず、若者にも当てはまる話ですが、依存症からの回復プロセスでは、徹底した個人主義的な発想が求められます。

周囲の思惑や気持ちを考えすぎたり、どう反応されるかをいちいち気にしたりしていたら回復は望めません。同様に家族も含めて他者の責任はできる限り引き受けないようにしてください。ある種の割り切りが必要です。特に最初はとことん自分中止でないとダメです。依存症から回復して別の喜びや欲望を見つけた段階でやっと相手の立場を考えられる余裕がでてくるものです。

 

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