非自閉型の回復プロセスは自助グループ

こうした分析を踏まえると、非自閉型は自分を受け入れたうえで自己中心的な考え方や行動のパターンを修正していくことが根本的な解決法となります。

そのために有効なのは、自助グループへの参加と内観療法です。自助グループとは、同じ障害や悩みを持つ当事者や家族が自発的に集まり、独自の理念に基づいて活動する団体のことです。そもそもは1930年代に、アルコール依存症に悩む人たちがアメリカで立ち上げたものです。

実名を伏せて匿名(アノニマス)で活動することから「ギャンブラーズ・アノニマス」、その頭文字をとって「GA」と呼ばれます。GAは1957年にアメリカで発足し、日本では1989年に最初の団体が発足し、国内で現在100以上のグループが活動しています。

GAでは、普段は口にできない悩みをざっくばらんに話したり、同じ悩みを持つ人の話に黙って耳を傾けたりするだけで、内容についての助言や議論は行われません。素直に語り、その話を素直に聞いているうちに、他者を鏡として自分の内面がわかってくるので、それまでの自己中心的な考え方や行動のパターンに気づき、自分で修正していくことができるのです。

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