お酒の薬としての効果

お酒は、昔から「百薬の長」といわれるように、酒は上手に飲めばなによりの食欲増進剤になり、また精神科医からは、手軽な抗うつ剤にもなるとのことです、習慣性のもっとも少ない優秀な睡眠剤にもなります。

歴史の国、中国においては、すでに南王の時代から酒が史書に登場します。「百薬之長」の出典も漠代の「食貸志」のなかの「酒者天之美禄 百薬之腸」に由来するように漢代から強壮剤としての酒の効用が認められていました。また、明代の「五雑組」にも「酒ハ衰ヲ扶ケ 病ヲ糞ウノ具」とあり、「本草綱目」には「少飲スレバ則チ血ヲ和シ気ヲ行シ、寒ヲス」と記されています。

こうした酒の強壮作用は、すでに聖書にも「パウルはチモシールに忠告して日く、もや水を飲むことなかれ。汝の胃のために、汝の虚弱のために、少量のワインを用いよ」と記されています。

このありがたい教えは、中世の教会にもひきつがれて、酒は病人を蘇生させる妙薬「生命の水」アクワ・ビターとして尊ばれました。現代のウィスキーなる名称は、このアクワ・ビターの古代スコットランド語「ウイスゲ・ベーハ」に由来するものです。

さらに、アルコール濃度も低く糖分をふくむワイン類を衰弱した病人にあたえると、弱った胃にたいするアペリティフともなり、また、手っとり早いカロリーの補給源になります。
事実、現代においても、いわゆる「脳貧血」をおこした虚弱な女性などにワインを口にふくませると、有効な気つけぐすりになります。昔なつかしい「ウィスキー・ボンボン」は、気まぐれで拒食症気味のパリ娘にあたえるよい強壮剤だったのでしょう。

食欲というものは習慣性のもので、少食をつづけていると食欲がますますおこらなくなって、栄養失調がすすんできます。
胃に負担がかからず吸収もよい、しょ糖は、江戸時代における高価な栄養剤だったのですが、たっぶりと糖分をふくんで血のように赤い「赤玉ポートワイン」も、戦前の薬用酒でした。

現代医学でもお酒は飲み過ぎてはいけないし、ガンのリスクになります。
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