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たとえ家族でも依存症者の心理は理解できないもの

ギャンブル依存症の本人よりも家族のほうが苦しいというケースは多々あります。そんな家族に精神科医などは「彼らは病気だから仕方ありません。それを理解してあげましょう」といういい方は無用な苦しみを生んでしまいます。

基本的にはなんとか家族のギャンブル依存症を治したい!そして理解しょうと一生懸命です。それでも依存症本人の歪んだ心を理解するのは非常に困難です。

金輪際ギャンブルには手を出さないと誓った舌の根も乾かないうちに、子どもの貯金箱を壊したり、学資保険を無断解約したりして、いそいそとギャンブルに出かけていきます 。

ギャンブルで大損するたびに「どめんなさい、すみません、もうしません」と泣いて謝るのに、しばらくおとなしくしていたかと思ったら、また同じことの繰り返し… 。

いくら家族でも、こんな心情を理解しょうとしても無理なのです。古典的な時代劇に出てくる丁半博打にウツツを抜かす悪い父親のように、妻や子どもを足蹴にして堂々とギャンブルにいくならまだ理解もできますし、諦めもつきます。そうなるとバカバカしくてつき合い切れないと覚悟もつきますから、迷いなく離婚などの決断ができます。

そうではなくて「ごめんなさい、すみません、もうしません」などと泣いて真剣に謝るのですから、その不可解さを理解しろといっても無理です。自分の夫でも妻でも子どもでも親でも、依存症者の内面をうかがい知るのは難しいのです。

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