褒められたい 心理 ギャンブル
褒められたい 心理 ギャンブル を強く求めるとは一体どういうことでしょうか。ギャンブル依存症というと、ギャンブルによる脳内から出るドーパミンについてを言うサイトはたくさんありますが、実際、ギャンブルに依存してしまう際の深層心理はどこにあるのでしょうか。いずれの嗜癖行動にも、「褒める自分」と「褒められる自分」という1人2役の状態をより意図的につくってくれるという効果があり、それがひとつの魅力になっています。
ギャンブルでいうなら、「仕事ではあまりうだつが上がらないけれど、ギャンブルではこんなカを持っているのだから、オレはスゴイ!」と酔わせてくれるのです。ギャンブル限らずなにかはまる依存症タイプは、基本的に周囲の人に評価してほしいという気持ちを強く持っています。甘ったれているといえば、甘ったれているかもしれません。
「頑張っているのはあなただけじゃない。みんな褒めてほしいんだ」という非難はもっともですが、それでも褒めてもらいたいのです。
日常でも自分で自分を励ます場面はよくありますが、励まし方がさほど強くはありしらふません。素面だと褒めている自分と褒められている自分という一人二役をこなすのが気恥ずかしくて、強く褒められないのです。
ところが、ギャンブルでもアルコールでも薬物でも、のめり込む嗜癖はみな気恥ずかしくなく胸を張って自分を褒めるチャンスをつくってくれます。
ギャンブルで勝利に酔っている瞬間、アルコールや薬物に溺れているときは、素面のときの自分とは確実に離れていますから、感覚が麻痔して1人2役が自然にこなせて自分で自分を素直に褒め倒せるのです。この「褒められたい」という欲求を満たしたいという思いが、依存症に走らせるひとつの要因になっています。
「褒められたい」という感情は、誰もが持つ「承認欲求」という根源的な深層心理の表れです。これは、心理学者アブラハム・マズローが提唱した「欲求階層説」においても、基本的な欲求の一つとして位置づけられています。
この深層心理には、主に以下の要素が関わっています。
「褒められたい」という気持ちの最も直接的な正体です。これは、「自分の存在価値を他者に認めてもらいたい」という強い願いに基づいています。
「褒められたい」という欲求が過剰に強くなる場合、自分で自分を十分に認められていないことが背景にあるケースが多く見られます。
より深層では、「褒められたい」は「つながりたい」「愛されたい」という根源的な欲求と結びついています。
ストレスや不安、劣等感といった不快な感情から一時的に逃れるために、褒められることによる高揚感や優越感を求めることもあります。褒められる瞬間だけは、現実の辛さや満たされない気持ちを忘れることができるのです。
このように、「褒められたい」という心理は、人間の成長と社会生活に欠かせない原動力である一方、他者の評価に過度に依存すると、自己評価が不安定になり、かえって苦しさを生む原因にもなり得ます。
承認欲求は、「他者承認」(他人からの評価)と「自己承認」(自分自身を認めること)の二つの側面から満たされますが、自己承認によって満たすことが、心の安定と持続的な幸福に不可欠です。
承認欲求を満たすための具体的なステップを、「自己承認」を中心に解説します。
他者の評価は常に変動し、コントロールできません。そのため、自己肯定感の土台となる「自己承認」を育むことが、健全な承認欲求の満たし方です。
結果や能力に関係なく、「今の自分」を否定せず受け入れます。
結果が出なかったとしても、努力や行動の過程を自分で褒めます。
他者承認はモチベーションになりますが、依存しすぎると疲弊します。
人から与えられることばかりを求める状態から脱却し、人へ貢献することに意識を向けます。
他人からの否定的な評価や、SNSの反応を過度に恐れたり、一喜一憂したりするのをやめます。
承認欲求を満たす最終目標は、外部の評価に左右されない、安定した自己肯定感を築き上げることです。