非自閉型は罪悪感や後悔が解消されない

ギャンブル依存症を解決するためには、「自閉型」か「非自閉型」かにかかわらず、欲望充足法で治療を行います。

そのうえで自閉型と非自閉型の特質にあわせて介入します。非自閉型のギャンブル依存症は、なにが自分をギャンブルへ向かわせているのかという動因(動機)を自覚しているのが特徴です。それは「負けをとり戻したい一心だった」「まわりに注目されるのがうれしかった」「嫌なことが忘れられた」といった当事者の発言にはっきりと表れています。

ギャンブルをしているとたまに勝ちますが、それが勝利欲や達成欲といった潜在的な目的を満たしてくれることで、ギャンブルから抜け出せない動機をつくります。

たまに勝って勝利欲や達成欲が満たされることで充足体験に関する記憶が強化され、それがギャンブル衝動をいっそう促進するからです。

非日自閉型は、断ギャンブルを試みた後でもギャンブルをしたいという衝動が衰えていません。「モヤモヤしたむなしさがある」「これ以上親を困らせてはいけないと思うと、かえってパチンコをしたくなる」など、根深いギャンブル衝動にかられてしまうのです。

そのため非自閉型は、単にギャンブルをやめているだけでは、罪悪感や後悔が心のなかでくすぶり続けており、それを打ち消すために自己否定と他者への攻撃性が高まります。それがギャンブル欲求を強めて再発のリスクとなるのです。

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