腸の粘膜にたくさんの潰瘍ができて出血する難病

症状

腹痛と血の混じった下痢がおもな症状。潰瘍は直腸から右側の上行結腸へと広がっていき、下痢に血が混じって発熱するようになる。

原因

自己免疫が原因という説が有力だが、細菌感染説やストレス説もあり、決定的なものはない。さまざまな原因が重なって起きると考えられる。

診断

大腸の線撮影と内視鏡検査がおもである。

治療

精神的にも肉体的にも安静を保つことが大切である。食事は高カロリーで繊維質の少ないものにする。薬物療法や輸液、輸血などが行われる。