鷲口瘡

カンジグアルピカンスという真菌(カビ)が急に繁殖して起こる病気で、新生児、未熟児では、出産時に産道で感染し、新生児室で他児にうつる。
母親の乳房や哺乳瓶などを介して感染することもある。新生児にできやすく、それ以後は、栄養状態が悪く、からだの弱い乳幼児に発病しやすい。

症状

口の粘膜のところどころに白い小さな斑点が膜状にみられる。乳児の場合、乳のかすがついているように見えるが、鷲口瘡はこすってもなかなか取れないのですぐわかる。
なかには、簡単に取れるものもあるが、その跡は赤くただれ、すぐにまた白い斑点ができてくる。進行すると、早いうちに口内全体に広がり、咽喉頭や食道にまで及ぶことがある。
ただし、痛みや発熱はない。

治療

治簾としては、ビタミンB群の補給とともに、患部にメテレン、トリコマイシンパスタなどを塗布する。また、十分な栄養補給により全身状態を改善するほか、母親は乳房を清潔にすることも必要である。
ビタミンパワーを最大限に高める摂取法

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください