ペルテス病

3歳から12歳ころの男児によくみられる病気で、大腿骨頭に栄養を運んでいる血管の血流が悪くなり、成長中の骨頭部が一時的に腐って起こる。
しかし、一度腐っても、まわりから栄養血管が入り込み、2~3年のうちに元どおりになる。原因は不明である。

症状

とくに思いあたる原因がないのに、だんだんとひこうの程度がひどくなったり、股関節や膝関節の痛みを訴えたりする。また、股を外に開くか内側にねじるかしても、軽い痛みを感じる。ほとんどが片側だが、まれに両側にみられることもある。症状が進むと、悪いほうの足が細く、短くなる。

診断

股関節のX線写真をとると、成長している骨頭が平たくつぶれたようになっているのがわかる。そのつぶれ方や年齢などを考慮して治療方針を決める。そのまま観察を続けるだけでいいものから、股関節への体重の負担を軽減する装置を使ったほうがいいもの、手術をしたほうがいいものまである。

もっとも、時期がくれば必ず治る病気なので、無理に手術をしないでゆっくり治療するのが理想的である。ただし、何の治療もせずにいると、足が短くなって披行したり、大人になって変形性股関節症になる恐れもある。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ツールバーへスキップ