症状
脈打つようなズキズキした頭痛に突然襲われ、ひどいときは吐きけ、嘔吐、めまいや、暗点といって視野のなかに瞬間的に見えないところができたり、目に閃光が起きたりすることもある。頭痛は頭の片側や両側に起き、ふつうは数時間、長いときは数間続くこともある。
原因と治療
脳の血管が拡張するために起こるとされているが、くわしい原因はわかっていない。神経科、脳外科、耳鼻科、.整形外科など各科目の領域が減のこともあるので、それぞれ検査を受けておきたい。
てんかんの一症状としての片頭痛の場合は抗てんかん剤が有効だが、血管が原因の場合にはカフェインや塩酸エルゴタミンなどの血管収縮剤を用いる。
生活の注意
片頭痛の原因となることをできるだけ避けることが大切。とくに長時間の精神的な緊張や不安感などのストレスは、片頭痛を誘発させるもととなるので、規則的な生活をするよう心がけるべきである。