つばを飲み込んだときにのどに詰まったような感じがしたり、何か当たるような自覚症状があるのに、その傾国を追求するために検査をしても、はっきりした原因がわからない場合がある。これを咽喉頑冥常感症という。
症状
つばを飲み込むときは、詰まったような感覚や異物感をおぼえるが、食べ物を飲み込むときにはほとんど何も感じないのが特徴で、仕事や遊びの最中など、ほかに何か集中するようなことをしているときには自覚症状はあらわれない。重い病気なのではないかと思い込み、さらにひどくなることがある。
治療
とにかくあらゆる検査を受け、場合によっては精密検査を受けて傾岡を究明し、本症であるかどうかをはっきりさせる必要がある。もちろんその後も定期健康診断を受けることが望ましい。検査の結果、何も異常が認められないときは、気にしないことが何よりである。
しかしそれでも気になるときは、精神・神経科を受診し、心理頼法などの処置を受ける方法もある。