症状と現任
甲状腺が徐々にはれて炎症を起こしたもので、体温が上昇してのどのあたりが熱くなる。首の前のあたりがはれて痛みだすが、皮膚が赤くなるようなことはない。甲状腺をさわってみるとかたくはれており、押すと耳に響くような痛みが走る。発熱は高熱の場合も微熱の場合もあり、さまざまである。原因はまだ不明である
検査と診断
血沈が著しく速くなり、血液中の甲状腺ホルモンを測定すると、一時的に増加するが、その後、減少する。
治療
原因がはっきりしないため、根治療法は確立されていないが、症状を軽くするために、まず安静にすることが必要。比較的重症の場合は、副腎皮質ホルモン剤を用いると、症状が軽くなる。