症状と原因
ひざの関節に細菌が感染して化膿が起きる病気である。感染の原因としてはひざから水を抜くための関節穿刺や、膝関節周囲の骨髄炎が考えられる。
それ以外の場所に起きた細菌感染が原因となるケースは、乳児期を除くと非常に少ない。症状としては膝関節のはれがみられ、関節の動きが悪くなる。また関節液にはうみが混ざる。
治療
抗生物質が用いられるとともに、うみを十分に出すために関節を切開する。なお、このような治療を行っても症状が軽くならず、関節が動きにくくなったり、ときには完全に動かなくなったりするケースもある。