生後3ヶ月ごろの赤ちゃんが、数日間、夕方のほぼ同じ時刻に泣きだしてなかなか泣きやまないことがある。こんなとき、ミルクをふくませたり、おなかをマッサージしてガスを出してやると泣きやむことも多い。原因として、夕方の暗さに対する反応、あるいは腸にたまったガスの刺激で腹痛を起こすためではないか、などの説がある。
しかし、泣き入りひきつけなどと同じょうに、神経質な赤ちゃんで、家庭も過保護ぎみの場合に多くみられることから、心身症の最初のあらわれとする考え方もある。
自然に治るケースが大部分だが、哺乳時間と関係がある場合はミルクアレルギーの疑いもある。ミルクアレルギーのときは、ミルクをアミノ酸ミルクに変える必要がある。