症候性多汗症

症状

汗を異常に分泌する症状を多汗症といい、局所性のものと全身性のものがある。局所性の多汗症は、大部分がもともと汗をかきやすい体質であることに、精神的なストレスが加わって起きるもので、
そうした場合では病気と考える必要はない。全身性の多汗症も同様で、ほとんどが体質的なものだが、ときには病気が原因で多汗症になることがある。これが症候性多汗症である。

原因

症候性多汗症の原因としては、腫瘍や炎症、外傷による脳の発汗中枢への刺激のほか、バセドゥ病、糖尿病、アルコール依存症などが考えられる。

治療

原因となる病気の治療が第一である。そして病状に応じて局所制汗剤や精神安定剤などが用いられる。

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