発作性頻拍症

発作が生じると脈が数えきれないほど速く( 1分間に150~300)打つもの。繰り返す傾向があり、発作が1~2日続くと乳児では心不全を起こす。

症状

風邪に似た症状を伴い、元気がなくなり、顔色は蒼白になる。呼吸が荒く、嘔吐もみられる。幼児や学童では腹痛や動悸、吐きけを訴えしゃがみこんでしまう。

治療

発作時には、鼻やロを閉じてめたまま強くいきませたり、息を止めたまま顔を冷水につけたりすると、発作がおさまることがある。

WPW症候群で頻拍発作の既往のない場合は運動してもよいが、頻拍発作を繰り返すものや運動負荷で頻拍が誘発されるものは運動制限が必要となる。

上室性頻拍症は比較的短時間で発作が消えて自覚症状がなく、運動で誘発されない場合は運動してもよい。運動で誘発されるものは運動制限が必要で、予防薬を内服することがある。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください