先天性胆道閉鎖症

胆汁を肝臓から十二指腸に送り込む管(胆道)が生まれつきふさがっている病気で、8000人から1万人にひとりの子どもにみられる。

症状

新生児黄痘がとれなかったり、一時的に消えた黄疸が再びあらわれて症状が進み、便が白色になるのが特徴。ふつう、この黄疸と白色便は生後数日であらわれる。2ヶ月くらいになると、肝臓や牌臓が肥大して腹水がたまり、肝硬変を起こす。乳はよく飲むのに、手足が目立ってやせてくるのもこの病気の特徴である。

治療

肝硬変が進むと通常1~2年で死亡するので、診断がついたら手術を行う。胆管と十二指腸をつなぎ合わせるもので、遅くとも生後60日以内に行う必要がある。

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