症状と原因
上まぶたが下がっている状態で、生れつきまぶたを上げる筋肉が弱い場合と、しだいに筋力が低下する筋無力症など筋肉の病気が原因になる場合とがある。
筋無力症の場合は、疲れているときや、朝より夕方のほうが下がりやすいというように、日によって、あるいは1日のうちでもまぶたの下がり具合が変わるのが特徴である。
治療
生まれつきまぶたが下垂している場合は、瞳が著しくおおわれていないかぎり、物を見るのにあまり支障はないので手術を急ぐ必要はない。瞳が外から見えない場合や、片目だけの下垂の場合は、弱視や斜視になる恐れもあり、視機能に影響が出るので早期に手術をする必要がある。