急性中耳炎

乳幼児は耳管が太く短いため、かぜをひいたときなどに、そこから細菌が中耳に入り込んで起こる。はじめは耳がふさがったような感じがして急に激しく痛み、ときに40度近い熟を出すこともある。

乳幼児ではしきりに耳へ手をやる。軽い場合は鼓膜が赤くなる程度ですむが、悪化するとうみがたまり、鼓膜が破れて耳だれとなる。
うみが出てしまうと痛みはひいて、熟も下がる。抗生物質の服用で治るが、再発しやすいので根気よく治療する必要がある。予防のポイントは、かぜをこじらせないことと鼻を強くかまないことである。

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