扁桃炎

症状と原因

急性の場合、急に38度以上の熱が出て、扁桃が真っ赤にはれる(カタル性扁桃炎)か、扁桃に白い斑点がつく(腺窩性扁桃炎)。原因は細菌やウィルスで、多くの場合、のどの痛みを伴う。

治療

菌が原因の場合には抗生物質を用いる。とくに、A群β溶連菌に対しては、5日間以上の服用が必要である。急性扁桃炎を何度も繰り返す幼児がいるが、毎月または2ヶ月に1回ほどの間隔で発病するような場合は、原因となる菌をきちんと検査することが先決である。
なお、扁桃は上気道感染を防ぐ抗体をつくる働きがあるので、摘出手術による治療はなるべく避けたい。しかし、リウマチ熱や腎炎を引き起こす恐れのあるとき、あるいは耳や心肺機能に障害を及ばす場合は手術が必要である。

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