起立性調節障害

小学校高学年から中学までに身長が急に伸び、ヒョロヒョロしたからだつきの子どもによくみられる病気である。

症状と原因

自律神経異常によるものがほとんどだが、貧血、慢性感染症、券質的循環器疾患、消化器疾患、脳神経疾患、内分泌疾患、神経症、精神病などが原因となっていることもある。立ちくらみ、立っていると気分が悪くなり、ひどくなると倒れる、入浴時、あるいはいやなことを見聞きすると気どうき持ちが悪くなる、少し動くと動悸がする、朝、起きられないなどの症状のほか、顔色が悪い、食欲不振、腹痛、だるい、頭痛、乗り物酔いなどもみられることが多い。

治療

症状が重い場合は精密検査と投薬が必要。具合が悪くなったら、横になったり、ベルトなどをゆるめるとよい。ほとんどが体質によるものなので、きちんと朝食をとり、規則正しい生活を心がけ、からだを鍛えることが大切である。年がたつと自然に治ることを理解させる。

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