歯肉炎

歯を支える周囲の組織のうち、歯肉に炎症が起こる病気で、歯肉が赤くはれて出血し、その結果、歯肉が軟弱になってくる。

原因

局所的な原因と全身的な原因(誘因)があり、前者では、口のなかが不潔で、歯垢、歯石などが沈着することによる場合が多いが、歯ブラシを正しく使わない場合にも起こる。
後者は、ヘルペス、内分泌障害、代謝障害、ビタミンC欠乏、糖尿病、結核などが原因で発症する。いずれにしても痛みと発熱が歯肉炎の特徴である。また、局所性の場合は、放っておくと歯槽膿漏症になることがある。

治療

口内の清潔と正しい歯みがきが大切。基礎疾患がある場合はその治療が先決で、ヘルペス性の場合にはアシクロビルが用いられる。
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