髄膜炎

症状

原因によって症状の違いも多少あるが、ふつうは激しい頭痛と脳圧克進による吐きけや嘔吐が初期症状となってあらわれる。脳膜の炎症が広がると、頭痛とともに後頭部から頸部にかけて首が強く実っぱり、首がまわらなくなる。この炎症が脳に及ぶと意識がぼんやりし、錯乱、昏睡などの意識障害や、手足のけいれん、ときにはまひを起こすこともある。症状が進むと、脳神経のまひも起こり、血圧の低下や呼吸のまひなどの危険な状態になるので、早期の診断と治療を要する。熟の出かたは原因によってさまざま。

化膿性髄膜炎、真菌性髄膜炎では、強い寒けやふるえに伴って39~40度の高熱が急にあらわれる。結核性髄膜炎では、はじめのうちは微熱程度で、しだいに高くなり、3週間めには高熱になってくる。梅毒性やウイルス性の髄膜炎では、微熱または熱が出ないこともある。

原因

脳をとりまいている脳膜が、いろいろな原因によって炎症を起こす。その原図を大別すると、化膿菌によるもの、結核菌によるもの、梅毒のスピロヘータによるもの、ウィルスによるもの、真菌によるものなどがある。

化膿菌としては大腸菌、大腸菌、肺炎双球菌、インフルエンザ菌、髄膜炎菌などなどいろいろな菌がその病原となる。結核性髄膜炎も同じように肺などに結核病巣があり、それが血液の流れにのって脳膜に入り、髄膜炎を起こすこともある。ウイルス性髄膜炎では、インフルエンザウイルス、コクサッキーウイルス、・はしかウィルス、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) ウィルスなどが病原となる。
真菌性髄膜炎も化膿性髄膜炎と同様に肺やほかの臓器に巣くっていたカビなどが全身に広がって起こってくる。そのほか、頭部の外傷などによっても髄膜炎になることがある。

治療

脳をとりまく病気だけに後遺症にもなりやすいので、髄膜炎の疑いがあるときは即時に医師の診断をあおぎ、入院して治療することになる。細菌などによるものが多いだけに、抗生物質の服用が有効である。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ツールバーへスキップ