幼児や学童にも多くみられる病気で、アレルギー性鼻炎と同じく、春のスギや秋の草の花粉のころがピークとなる。原因はアレルギー体質にある。スギその他の花粉やハウスダスト、ダニ、カビ、動物の毛なども原因となって発症し、ほとんどの場合、鼻炎も合併する。
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症状
目がかゆくなり、結膜が充血し、はれてきて、目ヤニもたくさん出る。幼児の場合、かゆさをあらわす行動として、激しく目をこすったり、しきりにまばたきをしたり、Rロもとをひっかいたりするので、注意して観察する必要がある。
治療
小児アレルギーの専門医や眼科医の治療を受ける。治療薬としては抗アレルギー点眼薬が有効だが、市販の薬をむやみに使用するのは危険。
医師の指示を受けることが大切である。放置しておくと、角膜に炎症を起こし、一時的に視力が落ちることがあるので早めに受診する。毎年、同時期に再発するので、治療には薬の点眼と同時に、アレルギーを起こしている原因を突き止めることが重要である。
生活の注意
子どもが目をこすらないように注意し、爪を切り、手も清潔にして細菌性結膜炎の予防をする。