急性細気管支炎

乳幼児にみられる特殊な気管支炎で、細気管支(気管支の最先端)の閉塞を起こす怖い病気である。とくに2~8ヶ月くらいの赤ちゃんに多くみられるが、1歳以上になると少ない。
繰り返し起こることはほとんどなく、反復する場合はぜんそく性気管支炎や気管支ぜんそくと考えられる。

症状

鼻みずや軽いせきなどで始まり、発熱を伴うこともある。ミルクの飲みも悪くなり、しだいに発作的にぜーぜーしてせき込み、苦しがるようになる。
ひどいときは、呼気に伴ううなり声が開かれ、呼吸も速くなって1分間に60~80回に達し、息をするたびにみぞおちがへこむような呼吸のしかた(陥没呼吸)をするようになる。こうした呼吸がみられると、赤ちゃんはぐったりして、唇や爪が紫色になるチアノーゼがあらわれてくる。

最も危険なのは、呼吸困難が起こってから2~3日間で、その間に十分な治療を行う必要がある。おもに乳児がかかる病気なので、手当が遅れると生命にかかわる危険もあるが、早期に治療すれば、数日で治ってしまうものである。

小さい赤ちゃんで顔色が悪く息づかいも荒く、ぐったりしているときは、熱がなくても、すぐに治療を要することが多い。このような症状は、細気管支炎だけでなく、先天性心疾患や肺炎にもあり、どの場合でも最も危険な状態である。

原因

主としてRSウィルス、そのほかバラインフルエンザウィルス、アデノウィルス、インフルエンザウィルスなどのウイルスやマイコプラズマなどが原因で起こり、冬季や初春に地域的に流行する。

気管支末端がむくみなどで閉塞されるため、肺で十分な酸素を取り入れることができなくなり、からだの酸素が不足して呼吸困難などの重大な症状があらわれてくる。

生活の注意

多くの場合、発病の1週間くらい前にまわりの人たちがかぜをひいている。それがうつって発病するので、赤ちゃんのそばにかぜをひいた人を近寄らせないようにしたい。
家庭では保温につとめ、部屋の湿度を上げる。脱水を防ぐために水分を十分とらせて、一別も早く医師の診察おwけることが大切である。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ツールバーへスキップ