咽喉頭異常感症

つばを飲み込んだときにのどに詰まったような感じがしたり、何か当たるような自覚症状があるのに、その傾国を追求するために検査をしても、はっきりした原因がわからない場合がある。これを咽喉頑冥常感症という。

症状

つばを飲み込むときは、詰まったような感覚や異物感をおぼえるが、食べ物を飲み込むときにはほとんど何も感じないのが特徴で、仕事や遊びの最中など、ほかに何か集中するようなことをしているときには自覚症状はあらわれない。重い病気なのではないかと思い込み、さらにひどくなることがある。

治療

とにかくあらゆる検査を受け、場合によっては精密検査を受けて傾岡を究明し、本症であるかどうかをはっきりさせる必要がある。もちろんその後も定期健康診断を受けることが望ましい。検査の結果、何も異常が認められないときは、気にしないことが何よりである。
しかしそれでも気になるときは、精神・神経科を受診し、心理頼法などの処置を受ける方法もある。

喉頭炎

咽頭の奥にある喉頭が炎症を起こしたもので、声がれ、せきなどが症状として起きる。急性喉頭炎と慢性喉頭炎がある。

急性喉頭炎

症状と原因

声がれやせき、また、のどがいがらっぽく感じ、声が出しにくくなる。症状が進むと、喉頭、声帯が赤くはれてくる。原因のほとんどはかぜによるものである。

治療

かぜの対症療法を行い、なるべく声を出さず、蒸気吸入をして症状をやわらげる。

慢性喉頭炎

症状と原因

声がかれ、声が出しにくくなるのがおもな症状。声をよく使う歌手や政治家、またはバスガイドなどに起こりやすい病気であることからもわかるように、声帯の使いすぎによって声帯の粘膜が肥厚し、振動しにくくなったために起きるものである。

治療

喫煙など、のどに直接刺激を与えるものはやめ、発声も制限して、吸入や薬による治塘を行う。

咽頭炎

咽頭に起きた炎症で、急性と慢性のものがある。おもな症状には、何か飲み込んだときの強い痛みやのどの異物感がある。

急性咽頭炎

症状と診断

のどに乾燥感や何かひっかかっているような異常感をもつ自覚症状に始まり、しだいに食べ物を飲み込むときに強い痛みを覚えるようになる。扁桃炎が起きている場合は、さらに痛みは激しくなる一方、高熱を発けんたいしたり、全身倦怠などの全身症状もあらわれる。のどが痛くて食事ができなくなったために、全身衰弱を起こすこともある。診断は患者自身が鑓にのどを映してみればわかるもので、特徴はのどの赤ろいはれ。咽頭リンパ濾胞がはれて大きくなったつぶつぶがみられる。扁桃炎が起きているときは、扁桃も赤くはれて白い苔がついているのがわかる。

原因

ウィルス感染、細菌感染が原因であり、かぜの一症状としてあらわれることも多い。

治療

初期は安静にして、うがいを十分に行い、対症療法として鎮痛剤、解熱剤を用いることもある。一般的には抗生物質を使う。

慢性咽頭炎

急性咽頭炎が慢性化したり、咽頭が刺激物で炎症を起こしたときに発病することが多い。

症状と診断

急性の咽頭炎や扁桃炎を起こしたときは、それぞれの特徴的な症状があらわれるが、ふつうはのどがいがらっぽかったり、かゆみ、乾燥感を覚える。急性咽頭炎と同様に患者自身が診断できるが、咽頭のつぶつぶや扁桃の表面のくぼみの大小不規則さ、くぼみに黄白色のうみのかたまりがみられるのが特徴である。

原因

急性咽頭炎を繰り返した結果、発病するほかに、鼻の病気や口腔の不衛生が原因となる例、また過度の喫煙や飲酒、ホコリなどが、咽頭粘膜を刺激したために起こる域八‖がある。

治療le

刺激のある食べ物を控えて、うがいを励行し、アルコール液の塗布などの手洗いを行う。