小学校で流行することが多く、学級閉鎖をする場合もあるが、はしかやおたふくかぜ、水ぼうそうほど伝染力は強くない。
症状と原因
ヒトパルボウィルス(HPV)B19 の感染で発症し、妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんが奇形児になることが多い。
感染後9日めくらいで発熱やのどの痛みなどがあらわれることもあり、18日めくらいに、顔の両頬一面に、リンゴのような紅斑ができる。口のまわりや額にはほとんどあらわれないで、両頼にちょうど蝶が羽根を広げたような赤い斑点が出るのが特徴である。やがて、紅斑は手足や腎部にも広がっていくが、胴体にはあまり出ない。
治療
発疹部にかゆみを伴う場合は抗ヒスタミン剤を用いる。