2014年 の投稿一覧

幽門狭窄症

幽門とは胃と十二指腸の境界部のことで、ここが十二指腸潰瘍などによってひきつれて、幽門部の通り道が狭まってしまう病気である。

症状

軽い場合にはあまり自覚症状はないが、狭窄が進むと胃のもたれや不快感を覚え、ときに嘔吐することもある。これは食べたものが胃から腸にいかず、胃のなかにたまるためである。

原因

十二指腸潰瘍が現任で起きることが最も多い。これは潰瘍が治るときに十二指腸が変形し、そのため幽門に狭窄ができるためである。また幽門部にできた潰瘍や胃がんによっても起きることがある。

診断

X線検査などが.行われる。その場合、造影剤が十二指腸に流れないので、容易に診断できる。

治療

重症の場合には手術が必要である。また栄養補給のために、輸液療法が行われる。

急性胃炎

急性胃炎は、胃の病気として最も一般的なものだが、いまだにどのような病気を指すかという明確な定義はされていない。
ただ一般には炎症によって胃の粘膜が赤くただれたり、はれたりすることをいい、急性胃炎はそのうちの急性炎症をホすものをいう。
また最近では急件…目炎が急性胃びらんや急性胃潰を伴うことが多いことから、そのⅢ三つをあわせて急性胃粘膜病変と呼ぶようになっている。
2日から1週間程度で治る軽症のものから、出血性のびらんがみられる重いいものまで病気の程度はさまざまである。

症状

原因によって症状のあらわれ方に違いはあるが、嘔吐や吐きけ、胃の痛みやむかつきなど共通した症状も多い。また急性胃びらんや急性胃潰瘍に伴って起きる場合には、吐血や下血がみられることもある。

原因

食べ物など外部から体内に入ったものが原因となる急性外因性胃炎と、ほかの病気が原因となる急性内因性胃炎に分けられ、それぞれ次のようなものがある。
急性外因性胃炎急性胃炎のなかでいちばん多いのが、食べすぎ・飲みすぎによる食事性胃炎。そのほかにも塩酸や強アルカリの誤飲などによる腐食性胃炎、食中毒などによる細菌性胃炎、アスピリンなど薬の副作用による薬剤性胃炎、アンモニアなど科学部質による中毒性胃炎がある。
急性内因性胃炎全身性の感染症の合併症として起きる急性感染性胃炎と、サバの青身魚をはじめとした食べ物に対するアレルギーが原因となるアレルギー性胃炎がおもである。

診断と治療

胃内視鏡検査やX線検査が行われる。治瞭法は、重い症状を示す場合は少ないので、症状が軽い場合には、消化のよいものを少しずつ食べる。カレーなど刺激の強い食べ物などを避けるといった食事療法を2~3日続けることで治ってしまう。吐血やショックがあらわれるような重症の場合には、入院治瞭が必要である。

肺水腫

血液(主として血菜) が血管から肺胞内にしみ出す病気である。

症状

発作的に呼吸困難があらわれ、血の混ざった泡状のたんを多は夢に出すり発作が起きたときには、横になったままでは呼吸ができないので、起き上がって前かがみの状態で呼吸する起座呼吸をしなければならなくなる。また、ときにチアノーゼを伴うことがある。なお、重症の場合には、肺の機能低下のために血液の酸素が不足する低酸素血症になり、意識障害を引き起こす。

原因

心機能が低下すると、全身に血液を供給する左心室から血液を送り出せなくなり、肺に血液がたまる肺うっ血の状態になる。肺水腫は、この肺うっ血が進んで毛細血管内の圧力が高まり、血液成分が毛細血管を通して肺胞にしみ出すために起きることが多い。また肺炎や腎炎などの病気や有毒ガスの吸入で、毛細血管が損傷した場合にも肺水腫になることがある。

診断と治療

胸部X線撮影などが行われる。肺水腫を引き起こした病気の治療とともに、酸素吸入による呼吸困難の緩和、たんの排出をうながす薬剤の吸入法などの治療が行われる。