解離性大動脈瘤
50歳すぎの男性に多くみられる病気で、内膜、中膜、外膜と3層ある大動脈の中膜に裂け目ができたために、そこに血液が侵入する病気である。 症状 突然の激しい胸痛と呼吸困難に加え、ショック状態となる。心筋梗塞の項でも解説したが...
50歳すぎの男性に多くみられる病気で、内膜、中膜、外膜と3層ある大動脈の中膜に裂け目ができたために、そこに血液が侵入する病気である。 症状 突然の激しい胸痛と呼吸困難に加え、ショック状態となる。心筋梗塞の項でも解説したが...
心臓にある冠動脈の内腔が極端に狭くなったり閉塞したりすると、そこを流れている動脈血で養われていた部分の心筋が、酸素や栄養不足で壊死を起こしてしまう。これが心筋梗塞で、我慢ができないほどの激しい胸痛や冷や汗、吐きけなどの諸...
症状と原因 前夜まではなんともなかったのに、朝起きると首が痛くてまわらないという急性の頸痛で、変な姿勢で寝ていたため首に起こる一種のねんざである。 しかし、その前提条件として頸椎のクッション役になっている椎間板が薄くなっ...
症状 腕のほうに延びる神経が圧迫され、肩や味などに痛みが起こる。また、椎骨動脈が圧迫されるため、めまい、頭痛、耳鳴りなどを起こすことがある。 原因 中年を過ぎると、骨や軟骨が老化するため、椎間板がつぶれ、骨の丸みがなくな...
リンパ節はリンパ腺とも呼ばれ、全身の要所要所にあり、細菌類がからだに入ってくると、これを取り込んで食べて排除する働きのあるマクロファージ(食細胞)をたくさんもっている。正常な状態では、外からさわってもわからないが、たとえ...
症状と現任 甲状腺が徐々にはれて炎症を起こしたもので、体温が上昇してのどのあたりが熱くなる。首の前のあたりがはれて痛みだすが、皮膚が赤くなるようなことはない。甲状腺をさわってみるとかたくはれており、押すと耳に響くような痛...
甲状腺がはれる病気だが、甲状腺機能に異常はないため、生命にかかわる病気ではない。 症状 甲状腺腫が大きくなりすぎると、気管が圧迫され、多少、呼吸困難になることもあるが、首が少し太く見える程度しかはれなかった場合は、ほかに...