2015年 1月 の投稿一覧

胸郭出口症候群

症状と原因

神経や血管が胸郭の出口から出る近辺で圧迫され、首、肩、腕などに症状が出る病気である。圧迫されるケースとしては、

  1. 首のつけ根の前斜角筋、中斜角筋という斜めについている筋肉の付着部分で、二本の筋腱の間で神経と血管が圧迫されて起こる場合(斜角筋症候群
  2. 鎖骨と第一肋骨の間で神経や血管がはさまれる場合(肋骨症候群
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  4. 小胸筋のつけ根と、烏口突起という肩甲骨の突起部分との間に神経や血管がはさまれる場合(過外転症候群)

これらは肩や腕がしびれ、血行障害をきたす場合もある。先天的な要素があるところへ、不適当な姿勢や動作が加わると、このような症状になることが多い。

治療

治療の中心は、運動療法である。肩甲骨を上げて、筋肉群を強化するトレーニングをして、きちんとした姿勢を保つように習慣づけることが重要。
無理な姿勢を長時間とることは避けなければならない。運動療法をして、日常生活でも正しい姿勢をとっているにもかかわらず、効果がない場合は手術することもある。

頸肩腕症候群

症状と原因

首や肩、腕の痛み、手指がしびれるなどいくつかの病気をまとめて、頸肩腕症候群という。筋肉の過労や、変な姿勢を続けていると起こる。また、頸椎のクッションの役目をしている椎間板が薄くなったり、椎体に骨のトゲができる変形性頸椎症になったり、神経や血管が胸郭の出口から出る近辺で、腱や骨、靴部に圧迫される場合などでも起こる。このように原因はさまざまだが、すべて骨、筋肉、血管、神経のなんらかの異常が原因であることは確かである。首すじや肩がこっていて、腕がしびれるような場合は、ふつう頸肩椀症候群である。たとえば、キーパンチャーや、パソコンやワープロなどの作業に長時間従事する人は、肩の筋肉だけに負担がかかるので、筋肉の過労が原因で頸肩腕症候群になりやすい。腕を上げる筋肉は頸椎についている部分が多いため、糀を宙に浮かす仕事の人は、どうしても筋肉の痛みを起こしがちである。
また前かがみの悪い姿勢では、頭の重心が前に出るため、頭を支える首の筋肉が媛労し、これが痛みに変わることがある。

治療と予防

むやみに鎮痛剤ばかりに頼らず、原因となる病気を明らかにしたうえで、治療することが大切である。また、仕事の途中に適当な休息時間をとり、体操をするなどして筋肉のこりをほぐすようにする。姿勢を正しくすることが、頸肩腕症候群にかからない基本である。

治療と予防

むやみに鎮痛剤ばかりに頼らず、原因となる病気を明らかにしたうえで、治療することが大切である。また、仕事の途中に適当な休息時間をとり、体操をするなどして筋肉のこりをほぐすようにする。姿勢を正しくすることが、頸肩腕症候群にかからない基本である。

生活上の注意

首、肩、腕の痛みは、過労、睡眠不足、ストレスなどが原因である。とくに精神的ストレスは睡眠不足や過労とあいまって肩こりの原因となることがある。睡眠をよくとって過労にならないようにきちんとした日常生活を送ることが大切。

寝違え

症状と原因

前夜まではなんともなかったのに、朝起きると首が痛くてまわらないという急性の頸痛で、変な姿勢で寝ていたため首に起こる一種のねんざである。
しかし、その前提条件として頸椎のクッション役になっている椎間板が薄くなったり、椎体の後ろを走っている後縦靱帯が骨化しているような、いわゆる老化現象が起こっていることも多い。症状はほとんど一時的なもので、数日もたてば自然に治癒するが、老化現象やほかの骨の病気が原因となっている場合があるため、医師の診察を受ける必要がある。