関節の軟骨の下にある骨組織が死んで、表面をおおっている軟骨と一緒にはがれ落ちる病気である。
症状と治療
ひざやひじに起きることが多く、外傷とも関係があると考えられている。年代的には思春期の男子に多くみられる。また、はがれ落ちる骨片は一個ないし数個で、一度にたくさんの場所からはがれ落ちることはない。治療としてははがれ落ちた骨の摘出が行われるが、完全にはがれ落ちる段階までいっていない場合には、それをもとの骨に固定する手術が行われる。
関節の軟骨の下にある骨組織が死んで、表面をおおっている軟骨と一緒にはがれ落ちる病気である。
ひざやひじに起きることが多く、外傷とも関係があると考えられている。年代的には思春期の男子に多くみられる。また、はがれ落ちる骨片は一個ないし数個で、一度にたくさんの場所からはがれ落ちることはない。治療としてははがれ落ちた骨の摘出が行われるが、完全にはがれ落ちる段階までいっていない場合には、それをもとの骨に固定する手術が行われる。
関節に老化現象が起きて関節軟骨がすり減り、関節がなめらかに動かなくなる病気である。また、それによって軟骨の周囲の骨が増殖し、関節が変形する。上肢の関節に比べて、体重のかかる下肢の関節に起きることが多い。
症状は慢性関節リウマチと似ていて、起床するときや、ひとつの姿勢を長時間続けて姿勢を変えようとしたときなどに、関節のこわばりや強い痛みがあらわれる。
また、この痛みは雨の日など、天候の悪いときに激しくなる。症状が繰り返されるにつれて、しだいに関節を動かしにくくなる点も慢性関節リウマチと同様だが、ただこちらは関節の老化が原因なので、全身症状があらわれることは少ない。
適度な運動療法が中心で、とくに体重をかけないでできる筋力増強訓練は効果的である。関節の変形が著しい場合には手術が必要だが、症状がゆっくりと進む病気なので、そのような状態になるまでには、数年から十数年の長い時間がかかる。また膝関節や股関節に起きることが多いので、肥満しないように注意した。
血液中の尿酸が異常に増加して、急性関節炎の症状が繰り返しあらわれ、痛風結節と呼ばれる関節のはれを起こす。そして腎臓の機能が低下して、心筋梗塞をまねくこともある。
激しい関節痛の発作が突然起きるのが特徴で、その大部分は足の親指のつけ根の関節に起きる。それ以外には、足やひざ、手指の関節に痛みがあらわれることがある。
高尿酸血症が原因となる。これは関節のなかに尿酸がたまり、関節および関節周囲の組織に白血球が集まり、炎症を起こすためと考えられている。
血液中の尿酸値は男性の場合、3.5~7.6mg/dl、女性で2.3~7.66mg/dlが正常値であり、これ以上の数値を示す場合を高尿酸血症という。ただし、高尿酸血症の人がすべて必ずしも痛風になるというわけではない。
痛風は正しい治療を受けることにより痛みはとれる。しかし、痛みがとれて薬を服用していても再発作を繰り返したり、再び尿酸値が高くなったりする。したがって、一度でも痛風にかかって治療を受けたら継続的に通院する必要がある。
足の親指のつけ根に起きる突然の激痛と、血液中の高い尿酸値が診断の材料となる。また、その痛みが、コルヒチンという薬で急速に消えるという点も、痛風の特徴である。さらに耳たぶや足、ひじ、手などに尿酸がたまり、痛風結節というコブができることも、痛風の診断の根拠となる。痛風結節は、適切な治療をせずに長期間放置すると発生し、この内容物を顕微鏡で見ると尿酸結晶がみられる。
発作が起きたときには、前述のコルヒチンという薬が用いられる。そして痛みが消えたら尿酸を尿に排泄するための薬や尿酸の過剰生成を抑制する薬を用いる。また水分を十分にとって、1日の尿量が2L以上になるようにするとともに、重曹で尿酸の排泄をうながすとよいともいわれる。
食事療法についていえば、かつては尿酸の過剰分泌を抑えるために肉食は禁止されていたものだが、現在では効果的な薬の開発によって、とくに食事制限をするようなことはなくなった。しかし、肥満の防止と、アルコールの飲みすぎを控えることが大切である。また、高血圧の薬のなかには、高尿酸血症を起こしやすいものがあるので、痛風のある人は注意が必要である。