皮膚に肉眼でわかる異常がみられないのにかゆみが起きる病気で、高齢者やアトピー性の体質の幼児に多い。多くは抗ヒスタミン剤の内服でかゆみはおさまる。
しかし、なかには慢性の肝臓障害や糖尿病、痛風、腎不全、内臓のがんといった病気が憤困となることもある。薬でかゆみが消えない場合には医師の診察を受ける必要がある。
じんましん
かゆみを伴った境界のはっきりした皮膚の部分的なむくみである。急激に全身の皮膚にあらわれて数日で消える急性じんま疹と、毎日からだのどこかにあらわれて1年間くらい続く慢性じんま疹がある。
症状としてあらわれるのは、いくらか赤みをもったみみずばれで、原因としてはベルトや下着のゴムをはじめ、食べ物、薬、温熱、内臓の柄気などいろいろである。
治療には原因を早く探しだしてそれを遠ぎけることが第一だが、一時的には抗ヒスタミン剤が効果を発揮する。ただ内臓の病気が原因である可能性もあるため、皮膚科で診察を受けたほうが無難である。
接触皮膚炎
いわゆる「かぶれ」である。皮膚に化学物質が触れることで起きる皮膚炎で、憤困となるものは、漆など植物性のもの、腕時計など金属性のもののほか、オムツカバーなどのゴム類、化粧品類、香料、薬剤などさまざまである。
症状
原因となるものによって多少の違いがある。ただ、おもにアレルギーによって起きるので、原因がわからないまま放置しておくと、皮膚炎が繰り返すうちに皮膚が肥厚したり変色したりして治りにくくなる。そのため診察では貼布試験によって、原岡となる
ものを見つけだすことが第一となる。
治療
副腎皮質ホルモン剤の軟膏が用いられることが多く、かゆみ止めのためには抗ヒスタミン剤を服用する。