頭やひじ、ひざなどに、軽いかゆみを伴うはっきりとした紅斑があらわれる病気。紅斑の上には、白っぽく厚いかさぶた状のものができる。
症状
円形または楕円形の紅斑が特的な症状だが、それにさまざまな症状が伴って、いくつかの種類に分けられている。
おもなものとしては、ときに爪が厚くなったり点状の陥没を形成する尋常性乾癬紅斑の上に無菌性の膿疱が多数生じ、発熱や倦怠を伴う膿砲性乾癖、リウマチに似た関節症状を伴う関節性乾癖、子どもに多くみられる全身に膿疱が多発する滴状乾癖などがある。また、きわめてまれだが、紅斑が全身に及ぶ乾癬性紅皮症もあるもある。
原因
遺伝によって起きるともいわれているが、それ以外にもさまざまな要因がからみ合って起きると考えられている。
治療
副腎皮質ホルモンやビタミンD3などの外用剤の使用ほか、紫外線照射療法、レチノイドという薬の内服が行われる。病気を悪化させるストレスを避け、根気よく治解する必要がある
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