カビの一種である白癬菌が原因となって手足に起きる皮膚病をみず虫という。
症状
足のみず虫には、指の間がただれるものと、小さな水疱が集まったもの、足の裏全体が厚くなり割れ目ができるものの2種類がある。手にみず虫がでkることはきわめてまれ。
診断と治療
みず虫と似た皮膚病が多く、自分で勝手にみず虫と判断して治療した結果、症状を悪化させることがある。まず正確な診断を受けることが大切である。
とくに市販薬を1週間ほど使ってもかゆみが止まらない場合には、専門医の診察を受ける必要がある。みず虫の治療は抗白癖剤の塗布が中心で、医師の指示を受けながら根気よく行う必要がある。
市販の水虫薬はこちら。こちらはかさかさタイプとじゅくじゅくタイプに分かれています。
塗布の方法は、ただれていない場合は入浴のさいに患部をよく洗い、皮膚の角質層がやわらかくなってからかえるようにする。ただれがひどく足がはれたり、リンパ節がはれたりしたときには医師の指示に従う。
一方、足の裏全体が厚くなったり、爪のなかまでみず虫ができているときには、塗り薬の効果はあまり期待できない。その場合は医師の診療を受けることが最善の方法である。