頸椎の後ろにある靭帯が骨に変わってしまう病気で、変形性頚椎症のひとつである。頚椎が圧迫されるため、手足などにまひがあらわれる。症状が強い場合には、手術が行われる。
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多発性神経炎/ギランバレー症候群
どちらも末梢神経が広い範囲にわたつておかされ、四肢の運動まひが左右対称にあらわれる病気である。
症状
手や足の先がしびれたり、感覚が鈍くなったり、筋力が低下、筋肉が萎縮しはじめる。これらの症状は、四肢の末端からしだいに全身に広がる。ギランバレー症候群では、軽い発熱や頭痛、のどの痛みのあとに起こる。
原因
化学薬品などをはじめとしたさまざまな中毒、糖尿病などの代謝異常など原因がわかる場合と、原因不明の場合がある。またこのうち、おそらくウィルスが原因だろうといわれているのが、ギラン・バレー症候群である。
治療
原因が明らかな場合はその治療が先決。ギラン・バレー症候群ではステロイド剤の服用が有効である。
書痙
文字を書くときに、手がふるえてうまく書けない状態を書痙という。一度そうした経験があると意識過剰になり、かえって症状が悪化することが多い。治療には一種の自己催眠によって精神的にリラックスさせる自律訓練という方法がとられる。